生温い羊水の中で最愛のひとの微笑みを見た
胸を突く郷愁
わたしは今でもあの傷跡を1mmもずれずに
探りあてられる 痛みを忘れたくないから

乗り越えてゆくことが本物のさよならならば
忘却はなんになる?

いつかの微笑みは限りない愛へと続いてゆくのだ
思い出すといつも涙ぐむ幼い背中


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